福岡教育連盟は教育の正常化を目指し、日々教育活動に励む教職員の集まりです。

とっておきの委員長の部屋

496号室

令和元年9月18日

教師にとって最高に幸せな瞬間

皆様、こんにちは。福岡教育連盟、執行委員長の藤野英二です。
9月は今週と来週の月曜日が祝日となり、3連休が2週続きます。祝日はありがたい反面、進路指導等で面接練習などを継続したい生徒がいるような場合には、休日返上で指導することもあります。特に3年生の2学期は進路を決める大切な時期です。就職・進学試験の日が一日一日と迫ってきます。

また、月曜日が祝日になることが多いので、月曜日の授業時数が不足してしまいます。他の曜日に月曜日の授業を行うなどして、年間のバランスを保っています。このように時間割を管理する分掌を「教務部」と、多くの学校で呼んでいます。この他に「生徒指導部」「進路指導部」などの分掌が置かれ、教師は役割分担をしながら、校務運営に当たっています。

ちなみに、私は25年以上の教師経験がありますが、「教務部」に所属したことがありません。私は「進路指導部」での経験が最も多く、3年生が卒業後の進路が決まった時、握手をして喜びあってきました。生徒たちの進路決定の瞬間、私たち教師は最高に幸せな気持ちになります。この瞬間のために、長い時間をかけて、生徒とともに進路実現の準備をしています。

いつも上手くいくとは限りませんが、生徒の進路が決まるまで粘り強く、多くの教師が指導に当たります。確かに時間がかかることもあります。しかし、一所懸命に取り組む生徒たちを、私たちは誇らしく思います。そんな生徒たちの支えとなっていることを、私たち教師も嬉しく思うものです。

福岡県の県立学校では、今年からICカードによる勤務時間管理が始まりました。日ごろの業務にも、これまで以上に「効率」を求められます。しかし、私たちは「生徒と向き合う時間」を大切にしたいと思っていますし、目の前の生徒の成長を支えることが、私たちの職務だと考えています。

今後、学校現場も電子化が進み、生徒の出欠管理や成績処理等の効率化が期待できます。そこで生まれた時間を、ぜひとも子供たちと向き合う時間に当てることができれば、教師という職業の魅力をいっそうアピールできるものと信じています。

「教師を目指す若者」を増やすためにも、私たち教師が、自らの働き方でアピールしなければならないと思います。