福岡教育連盟は教育の正常化を目指し、日々教育活動に励む教職員の集まりです。

とっておきの委員長の部屋

424号室

平成31年04月01日

『すべての子どもをわが子として」

皆様、こんにちは。福岡教育連盟の藤野英二と申します。
第16代執行委員長として、2年目のスタートを切りました。今年度は、多くの皆様に「福岡教育連盟」を知っていただきたく、週1回のペースでHP上に本連盟の活動や教育的課題について報告させていただこうと思います。

さて、福岡教育連盟は昭和47年に「福岡県高等学校新教職員組合」として発足し、47年目を迎えます。現在も県立高校の教員が主体となっていますが、少しずつ小中学校の先生方の加入も増えてきました。私たちは「すべての子どもをわが子として」というスローガンのもと、目の前の子供たち成長を最優先に考え、日々の指導に当たっております。

昨年度から福岡県でも「教職員の働き方改革」が推進されるようになり、教師は日常の業務の見直しを迫られています。もちろん、それぞれに効率化を図っていますが、「授業は生もの」と学校現場では言われており、クラスが違えば、授業展開も変える必要があることもあります。

私たち教師は「児童生徒の『分かった』『できた』という言葉」を引き出すために授業を行っています。そのための準備に当てる時間は、実は楽しい時間なのです。今回の働き方改革でも「児童生徒と向き合う時間の確保」を大きな目的としていますので、そのような視点から業務の見直しを進めたいと考えます。

私たち福岡教育連盟は、学校と学校を結び、教育行政と学校を結ぶ役割を担っています。もちろん保護者の皆様とも連携をしながら、小中高校での学校教育をいっそう充実させ、日本の伝統・文化を大切にできる子供たちを育てたいと願っています。

私たちは、学校教育の充実こそが、様々な社会的な問題の解決に繋がると信じて、日々子供たちに接しています。

福岡教育連盟の活動に今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いします。