福岡教育連盟
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平成22年度就任挨拶   執行委員長 副島賢三

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 平成二十二年度の始めにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。本部役員選挙におきまして、執行委員長二年目の大任を賜り、改めて福岡教育連盟代表としての重責を感じております。今回の役員選挙においては、執行委員八名が交代し、うち事務局長に福岡魁誠高校より寺本真一が専従として本部役員に加わり、新体制で臨んで参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 さて、昨年夏に政権交代が行われ、民主党を中心とする連立与党体制が誕生して半年以上が経過しましたが、「政治と金」や「労組との癒着」の問題により、支持率は急落しております。今後、提案が予定されている「外国人参政権法案」「夫婦別姓法案」については、日本の国柄を蔑ろにし、正しい教育を行う上でも悪法であるという認識を持つべきです。先月の県議会の中でも、麻生県知事は参政権法案について「妥当ではない」と回答されました。また、併せて北海道教職員組合については、以前よりアピール等で皆さんに紹介してきましたように、日教組傘下でも戦闘的な組織であり、反社会的、かつ反日イデオロギーが濃厚な団体です。一般の方々にとっても、これまで水面下にあったこれらの労組の活動にも注目が集まり、「金」の問題から、さらに活動内容まで周知されつつあるところです。日教組による教育の堕落の歴史を知っている福岡県の正常化団体としての活動が、今期待されているところであります。
 来年度は、本連盟創立四十周年の節目を迎えます。日本の歴史伝統、文化に誇りを持ち、郷土や国家を愛し、我が国の発展と繁栄に資する力ある日本人を育てるため、私たちは、「至誠・探究・展望」というコンセプトで活動して参ります。現在同時代の仲間との横の連携を「至誠」の精神で、過去から縦につながる先人の知恵に対して感謝と「探究」の思いで接し、これから十年後の組織の「展望」を図って参ります。分会訪問等を活発に行う等、今まで以上に血の通った組織への改善を図り、この輪を県内外に拡大することが私たちの使命だと考えています。
 本年は、幕末の憂国の思想家であり、教育者である吉田松陰先生の、生誕一八〇周年にあたります。私たちは、今と同じく日本の変革期にあって国を憂え、未来ある子供達に思いを託した大教育者の姿勢に敬意を表するとともに、先生の「知行合一」の精神に基づく活動力に大いに学び、自ら率先して動いていかなければならないと考えます。
 松陰先生は、「かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」と詠んでいますが、この歌には日本の歴史伝統に紐帯として繋がったものとしての矜恃、誇りを感じます。日本の前途を思うとき、やはりこの「やむにやまれぬ」という精神は私たち教師にとって大切なものであると考えます。
 私たち福岡教育連盟のOBであり、昭和六十二年に玄界高校の初代校長に就任、平成五年に修猷館高校館長としてご退職、平成十九年にお亡くなりになった吉田秀男先生も、「教育開眼」というご著書の中で、「義務感で教育するな。『やむにやまれぬ』で教育せよ。」と述べられています。教育公務員としての義務感だけで仕事するのではなく、根っからの教育者としての「やむにやまれぬ」熱い思いと高い志を持って子供達のために教育活動にあたってまいりましょう。
 本年度も、より良い教育のため、真の教育正常化のため、「すべての子どもをわが子として」を合い言葉に、教育者としての使命と子供達への愛情溢れる先生方とともに全力で頑張って参ります。今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。