1日目、各単位団体の現状報告では、各団体の独自性のある取組が報告され、本連盟の取組として参考となる貴重な情報が得られました。続いて、佐賀県立九州陶磁文化館 副館長の家田淳一氏より講演していただき、佐賀県の磁器についての知識や世界的な磁器産地になった歴史など背景を学ぶことができました。 2日目は、伊万里・有田焼伝統産業会館での作品鑑賞や絵付体験を行い、その後、作陶窯の連なる街並みを散策しました。実物を鑑賞したり、製作したりしたことを講演の知識と結びつけることで、さらに深く佐賀の陶磁文化を味わうことができました。この研修を通して郷土の伝統文化について郷土の人間が確かな知識を得ることと、世界に誇る日本の技術を伝承することの大切さをあらためて学ぶ機会となりました。